いよいよ動きが出始めた中国留学(X)ビザに関しての情報をまとめています。
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※あくまで個人の体験談を元に作成しています。
※各国の対応は予告無しに入国制限が実施・変更される場合があります。
※全ての情報を網羅しているものではありません。最新情報、情報の詳細は必ず各自でご確認下さい。
※航空機搭乗時に搭乗拒否、または渡航国の出入国管理局の審査で入国拒否された場合も、その責任を負いません。
※最終的に入国を認めるかどうかの判断は、入国時の入国審査官によって決定されます。
※政府の規制は予告無く変更されており、各地空港係官・航空会社への通告も公表されている規制と異なる場合があります。
※航空便を利用する際、マスク等の着用を各国政府や航空会社により義務付けられていることがありますのでご注意ください。
※領事館や大使館の正式な発表とは異なる部分がございます。
※申請に関わる情報提供については、現時点での客観的情報を提供しますが、将来に渡りその内容を保証するものではありません。
※申請要領は関係国政府や大使館・領事館の都合により事前の予告無く変更する場合がございます。
※ 個人事由または申請受付国事由によりビザが発給されない場合等については一切の責任を負いません。
留学ビザ発行までの大まかな経緯
6月9日 | 文部科学省からCSC奨学金受給者に渡航ビザ発給再開のメールが届く。 その後文部科学省、大使館、ビザ発行センター等に片っ端からメールで連絡。 |
6月24日 | 大学の先生から大学へ戻ってきてもいい許可がおりたと連絡が入る。 |
7月11日 | 大学から資料作成が終わったと連絡があり、返校同意函(入境复学同意书)をもらう。 |
7月21日 | ビザ申請の許可が出る。 |
7月22日 | 航空チケット購入。 |
7月23日 | 証明写真撮影(カメラのキタムラだと中国ビザ用の証明写真が撮影できる)。 |
7月27日 | いざビザ申請へ。 |
8月2日 | ビザが発行されたパスポートが自宅へ到着。 |
ビザ取得にかかった日数
自分は大学から連絡が来てから約1ヶ月ほどで留学ビザを取得することができました。
ビザ申請に必要だった書類
- 大学からの入境复学同意书=返校同意函(大学に帰ってきてもいいという証明書)
- 录取通知书とJW202の原本(大学経由の方はこの2つが必要です)
- ビザの申請表
- パスポート
- ワクチンパスポート
- 証明写真
- ビザ申請費用3000円
- 航空チケットの予約がわかる書類(いらない可能性大。申請する前に必ず確認してください。)
※ビザ申請時の必要書類や注意事項は個人の置かれている状況によって変化します。申請する際は必ずご自身でご確認ください。
中国国内でSMSを利用できる電話番号を手に入れよう
中国に渡航する前に必ず中国国内でSMSを利用できる電話番号を用意しないといけません。
そこで便利なのが”易博通eSender”というサービスです。日本にいながら簡単に中国の電話番号が手に入ります。
【中国で使えるSMS携帯番号の取得の仕方】
- 微信(wechat)をダウンロード
- 易博通eSebderの公众号を追加する
- ”一般号码登记”で必要事項を提出
- 7日間無料で番号が貰える
- 実名認証情報提出する(※パスポートの写真とか提出。これしないとSMS使えないから注意!)
- 無料期間終了後→有料課金30日28元
SMSのみの契約ですので通話などは使えません。
录取通知书とJW202の原本のはどうしたらいいの?
录取通知书とJW202の2つの書類に関してはまだ分かってない事が多いです。
どのくらいで大学から発行されるのか?どういった経緯で自分の手元に届くのか?など。分かり次第更新したいと思います。
大学経由で留学ビザを申請する方は大学が発行する录取通知书とJW202の原本が必要になります。
先行して留学ビザを発行した方々は個人で動いて、たまたま上手くいったケースが多いことが分かりました。
なのでこれから留学ビザを発行される方は大学→中国政府教育学部→文部科学省→個人といった流れで資料が進むと考えます。なので自分で輸送手配をしなくても資料が届く人もいます。
※参考までにもし自分で大学から資料の輸送手配しないといけない場合の選択肢を紹介します。
その際の選択肢としてはおすすめは”EMS”、”DHL”、”顺丰”などがあります。
試しにEMS(書類50グラム)を東京から中国北京市に送る見積もりをしてみると1450円で最速2〜3日で届くという驚きの結果が出ました。ちなみに1番遠い沖縄でも3〜4日でした。
しかし実際はコロナの影響や中国の祝祭日の関係でお届け日数が変化することがあるので、1週間程度ゆとりを持って準備するのがおすすめです。
”DHL”は実際に、コロナ流行前に利用した事があります。割高ですが北京→東京で書類が1〜2日で到着しました。
ワクチンパスポートを手に入れよう
留学ビザを申請するために、事前に市町村の保健センターでワクチンパスポートを交付してもらう必要があります。
方法は以下の3種類です。
- 実際に窓口へ行って書面で交付。
- 新型コロナワクチン接種証明書アプリから電子版を交付。
- コンビニで交付。
各申請方法の良い点&悪い点などをまとめました。個人的におすすめはアプリから取得する方法です。
申請に必要なもの | 良い点 | 悪い点 | |
窓口で書面での交付 | ・パスポート ・3回分の接種証明書 ・身分証明書(免許証など) | ネットが苦手な人でも簡単。 | 実際に窓口まで行く必要がある。 |
アプリで交付 | ・パスポート ・マイナンバーカード ・アプリのダウンロード ・iOS 13.7以上もしくはAndroid 8.0以上かつ マイナンバーカードが読み取れる(NFC Type B対応)スマートフォン。 | 自宅でも簡単に交付が可能。 | アプリが対応していない機種だと正常に使えない。 |
コンビニで交付 | ・マイナンバーカード ・発行料120円 | 気軽にコンビニで交付できる。 | 発行料がかかる。 交付にはアプリで事前登録、もしくは窓口で一度交付してもらう必要がある。 市町村やコンビニによって対応してない可能性がある。 |
窓口でのワクチンパスポート申請に必要なもの
「自身の住んでる市町村名+ワクチンパスポート」でネット検索して、事前に電話でお問い合わせしましょう。必要な書類を用意したら実際に窓口へ行って申請します。
自分が実際に市町村の保健センターで申請した際に準備したものは以下の3点です。
・パスポート
・3回目までの接種証明書
・身分証明書(免許証など)
全然混んでなかったので20分くらいで発行してもらう事ができました。
アプリで交付する方法
アプリによる接種証明書の発行方法はデジタル庁のこちらの記事が参考になります→https://www.digital.go.jp/policies/vaccinecert/
コンビニで交付する方法
※申請先の市町村やコンビニエンスストア等店舗が、サービスの利用ができるかどうか、事前に確認ください。その際、住民票の写しなどのコンビニ交付サービスと、利用可能な市区町村やコンビニエンスストアが異なる可能性がありますのでご注意ください。
- 参加市町村(令和4年8月22日時点)
- 利用できるコンビニエンスストア等店舗(令和4年8月17日時点)
参考資料
渡航前のPCR検査を探そう
PCR検査1回目におすすめな医療機関3選と2回目におすすめの医療機関3選を紹介します。
PCR検査1回目におすすめな医療機関3選
- 31/医療法人社団裕恒会・Gクリニック:13,000円
- 32/協和医院:15,000円
- 28/銀座みやこクリニック:18,000円
3医療機関とも19,800円よりも安く、PCR検査の結果が追加料金なしで当日に発行してもらえます。
PCR検査2回目におすすめの医療機関3選
- 10/平和纪念医院 19,800円
- 12/医療法人社団知慎会・JTKクリニック 9:30〜12:00→19,800円
- 16/表参道ヘレネクリニック 20,000円
3医療機関とも約2万円と良心的な料金です。表参道ヘレネクリニックは日曜日は休診です。
Q&Aまとめ
- 留学ビザ申請が許可される流れってどんな感じですか?
-
自分の経験した流れは日本の”文部科学省もしくは領事館教育部”→”中国教育部”→”各大学”→”個人”。個人に連絡があったのち、大学が手続きや資料を作成、最終的にビザ申請が可能になりました。
- 中国政府奨学金受給者ですか?
-
はい。中国政府奨学金受給者です。
- 現在購入できる航空券は直行便だけですか?
-
現在購入できるのは直行便のみ。
中には香港経由で行ける可能性があるという話もありますがリスクが高いのでおすすめはできません。興味がある方はご自身で調べてみてください。
↓こちらのサイトで日本⇔中国間の直行便運航予定リストを確認することが可能です。
- 中国いつ渡航するの?
-
8月29日ANAの成田発北京行きで渡航しました。
- 予定していた航空便が強制キャンセルなったら料金はどうなりますか?
-
現在、特定の航空便で5人以上コロナ陽性者が出たら、その航空便は2週間フライト禁止になります。
その際はお金が全額返金されるか航空会社によっては別の便を手配してくれることもあります。
自分は厦门航空の航空便を予約していたので強制キャンセルなった際は全額返金のみの対応でした。
- 北京への直行便はありませんか?
-
2022年8月8日から成田発北京着の航空便が再開しました。毎週月曜日に飛んでます。
- 航空券はいくらしたの?
-
最初に購入したのが約24万円、その後2週間前の同じ航空便でコロナ陽性者が5人以上出たため強制的にキャンセルなってしまいました。お金は全額返金されて、次に購入したのが約28万円です。高すぎる、、
- 今北京に帰ると隔離期間はどのくらいですか?(8月7日現在)
-
1、まず中国着いたら7+3日の隔離観察
2、その後北京市内で大学の要求する”7日間”の健康観察(もし北京市以外で7日間の健康観察を行なった場合は、北京に到着してから更に3日間の健康観察を終えてから大学内に入ってもいいって)※後半の7日間は都市や省、大学によって違いがあると思います。必ず自分でご確認ください。
↓こちらから各省・直轄市・自治区における入国後の行動制限措置情報を調べる事が可能です。
外務省 海外安全ホームページ 海外に渡航・滞在される方々が自分自身で安全を確保していただくための参考情報を公開しております。
- ビザ申請時よりも先に航空券の予約が必要ですか?
-
自分が申請する時は必要でした。
しかし就労ビザや親族ビザなど、先に中国へ渡航できた方のブログでは申請前に航空券購入する必要はないという記載もあります。
自分は結局一度航空券を強制キャンセルになっているので、ビザを申請した際の航空券と実際に乗った航空券は違うものになりましたが全く問題ありませんでした。”航空券購入がわかる書類”の提出が必要かはビザ発行センターもしくは領事館にご確認ください。
- ビザ取得後、必ずすぐに中国へ渡航しないといけませんか?
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ビザ取得後は3ヶ月以内ならいつ渡航しても問題ないです。
中国到着後隔離が終わったら速やかに居留許可証を発行が必要です。
発行しない場合は不法滞在で罰金を払う可能性があります。
- ビザが申請できるのは中国政府奨学金(CSC)受給者だけですか?
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断定はできませんが、自分は中国政府奨学金受給者だったので話が進みました。
6月上旬に文部科学省からきた留学ビザ発行再開の告知も、コロナ流行後に中国政府奨学金に合格した方々にのみ連絡が来ています。
またCSC受給者以外で話が進んでいる方は存じ上げません(8月7日現在)。
- 隔離のホテルは手配しましたか?
-
手配していません。中国到着後のホテル隔離(7日間)は自分で選べるわけではなく自動的に決まります。
中国語では盲盒酒店(ホテルガチャ?)と呼ばれており、どこに行くかはついてからのお楽しみです。
- 留学ビザはどこで申請した?
-
自分は中国ビザ申請サービスセンターではなく、領事館で申請しました。
ビザ発給の可否については中国大使館・総領事館による審査を経て決定されます。 - 取得した留学ビザはX1(180日以上)ですか?X2(180日以内)
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留学(X1)ビザです。
180日以内なら、X2ビザで。360日以上の留学ならX1ビザとなります。
※滞在日数は中国に入国した日を1日目として数えます。
- 北京への直行便はありませんか?
-
2022年8月8日から成田発北京着の航空便が再開しました。毎週月曜日に飛んでます。
- 留学ビザを申請するときは予約しましたか?
-
事前に予約しました。
- ビザを申請する時はパスポートは提出しますか?
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提出します。受け取り方法は再度ビザ発行センターに出向くかレターパックによる輸送が選べます。
自分は実家が沖縄なので輸送を選択し、大体5日程度でパスポートが届きました。
急いでいる人は4000円払えばなるべく早く手続きしてもらうことも可能だそうです。
- 留学ビザの停留天数が000という記載はどういう意味ですか?
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滞在期間が無期限という意味だそうです。特に心配しなくて大丈夫です。
- パスポート輸送してもらうレターパックっていくらですか?
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自分はレターパックライト370円(青色)を購入しました。レターパックライトは書類を郵便受けに入れてくれます。
もし対面で書類を受け取りたい場合は520円のレターパックプラスをご購入ください。
- 証明写真はどこで準備しましたか?
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自分は”カメラのキタムラ”で中国ビザ用の証明写真を撮影しました。
スタンダード仕上げが1980円、申請表に添付するためのWEBデータ加工が1100円。合計3080円。予約なしでも30分くらいで作れました。
2530円のプレミアム仕上げもあったけど、あんまり加工しすぎると中国入国する際に入国できない可能性もあるからスタンダードおすすめと店長に言われました。
- 直接中国政府と連絡とっていますか?
-
とっていません。
今後も新たに情報が入り次第共有していきます。